2022.10.22(土)のSSTです。

今回のテーマは、周囲を不快にさせる音(音ハラスメント)についてです。

さて、〇〇ハラスメントという言葉は、いつのまにか私たちの社会生活にすっかり浸透したように感じます。そして昨今では、音にもハラスメント(嫌がらせ・いじめ)という言葉がしっかりと結びついているようです。

不用意にあるいは不注意で周囲の人たちに不快な思いをさせてしまう音。しかし毎度、毎度だと確かにハラスメントと言われても仕方ないかも知れません。

まず、ハラスメントについての簡単な説明に続き、‟不快”というのはどんな気持ちかを子供たちと考えました。(講師は前回同様、美彩の指導員です。)

出てきたものをまとめると、ビックリする、うるさい、めいわく、気が散る、やめてほしい、はずかしい、頭が痛くなる、でした。

次に音ハラスメントとなる音にどんなものがあるかを考えてもらいます。

指導員が例として挙げた、突然の大声、独り言、舌打ち、傘で鉄の床などをつつく音、に触発されたのか、びさいっ子たちも考え、発言してくれました。

 1.黒板に爪でキーっ

 2.スピーカからの大音量

 3.お皿にあたるフォークの音

 4.机をトントン叩く音

 5.悪口(暴言)

 6.カバンやランドセルを乱暴に置いたときの音

 7.大きな足音

 8.音を出してのすり足

 9.椅子を引くときの音

と、実にスゴイです。

しかし、人間の身体から出る(出す)音や人が物を介して出す音はまだまだたくさんあるはずです。次回までに考えてきて欲しいとお願いしました。

最後に、音を出してしまった場合にどんな対応をすべきか、また何もしなかったときの周りの反応がどうなのかを想像して時間となりました。

びさいっ子たちは、今回もとても集中して一緒に考え発言してくれていました。(いつの間にか自分の思ったことを人前で自然に発言できるようになってくれたことへの喜びはひとしおです)

次回は、もう少し掘り下げながら反復する予定です。

療育支援 放課後等デイサービス 美彩‐びさい‐小田急相模原

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