1月15日(土)のSSTです。この日のテーマは、「訪問時のマナー(玄関編)」でした。

急遽2人の子がお休みになってしまい、4人のびさいっ子に対してのSSTです。

小学1年生、4年生、6年生・・・各1人,、 中学2年生・・・1人

作ったフリップは次の通りです。

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1.あいさつをする。(相手(あいて)におへそを向(む)けて)

<こんにちは、おじゃまします>など

2.上がりかまちで、靴(くつ)をぬいであがる。<はだしはダメ!>

<相手に背中(せなか)を向けない>

3.スリッパをすすめられたら、それを履く。

4.靴をドアにつま先(さき)をむけて揃(そろ)える。

<相手にお尻(おしり)を向けない>

<しゃがんで靴を玄関下座(げんかんしもざ)(※)につま先をドアに向けて。>

※下駄箱(げたばこ)の上に何かおいてあれば下座は下駄箱から反対の位置。

何も置いていなければ下駄箱の近くが下座。

5.帰(かえ)るとき

<靴を履きやすい位置に・・・相手にお尻を向けない>

<靴を履くとき、出来るだけ相手に背中を向けないようにする>

6.あいさつをする。(相手におへそを向けて)

<おじゃましました>など

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お友達のお家にいったことを想定しました。

初めはこのフリップを見せずに、床、シート、カラーボックスを玄関に見立てて、びさいっ子に

「なんて挨拶したらいいかな」、「靴はどうやって脱いだらいいだろう」など一人ひとりに質問をしながら進めました。

ところで、小学生の子はみんな上座、下座を知りませんでした。上座には目上の人、つまり、みんなから見て、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、両親・・・・あと、総理大臣もかな、と伝えると

「へ~」と歓声が。

びさいっ子たちは、今日も最後まで真剣に聞き入ってくれました。

帰りの会で、今日のSSTについて再度確認した時、「ためになった~」という返事に気を良くした私はレストランやエレベータの中の上座、下座の説明もしてしまいました。

今回は、魔法の言葉を特定できませんでしたが、満足のゆく結果を得ることができたと思えます。

療育支援 放課後等デイサービス 美彩‐びさい‐小田急相模原

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